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小4から(小3の2月から)通塾を始めた娘の母「ゆーこん」と申します。
娘の強い希望で公立中高一貫校を受験するため入塾を決めました。あっという間に8ヶ月が経ち、ようやく通塾に慣れてきたところです。
入塾当初は大変な日々でしたが、佐藤ママの本「偏差値50からの中学受験スーパーメソッド-12歳までにやるべき99か条 (単行本)」を読んだおかげで、順調に娘をサポートすることが出来ています。
スーパーメソッドで成績が上がった話
ルーティン崩壊中の出会い
偏差値50からの中学受験スーパーメソッド-12歳までにやるべき99か条 (単行本)
この本に出会わなければ、今でもドタバタしてウジウジしてイライラして、最低な毎日を送っていたかもしれません。
娘が入塾した途端、生活ルーティン崩壊。予想通り…いや予想以上。覚悟はしていたものの規則正しかった健やかな日々が一気に崩れ去りました。
おまけに「宿題の丸付けとやり直しなど全て本人にやらせてください」という塾の指導にモヤモヤ。極めつけに、塾で行われるテストや模試の結果がイマイチでザワザワ。
そんな時に出会ったこの本。中学受験は親がサポートするべき!という佐藤ママの考えに大きく頷きました。
目に見えない縛りを取り払うことができました。身動きできずにいた私の心と体が軽くなった瞬間でした。
偏差値50からの中学受験スーパーメソッド-12歳までにやるべき99か条 (単行本)佐藤ママのメソッド実践
私の縛りを解いてくれた佐藤ママのスーパーメソッド。これ全部マネしたい衝動に襲われましたが、フルタイムで働いている私には難しいことばかり。しかも私はズボラー。
99メソッドのうち、ズボラーな私にも出来るメソッドを「5つ」見つけました。絶対に無理なことはスパッと諦めて、今できることだけをやってみる!
この本に紹介されているメソッドは全部で99!他の94メソッドは、これから役立つ可能性もあります。気になるメソッドは時々見返しています。
子の成績も親のサポート力もUP
新しい何かを始める時ってモチベーションが上がるし、やるべき事が明確になるにつれ気持ちが安定してきます。同時に娘までも落ち着くのが不思議です。
落ち着きを取り戻した娘は夏の模試で成績が大幅UP。これは紛れもなく、娘の努力と私のサポート力の賜物!(自分で言うな)
4月の模試と比べて偏差値が10点も上がりました。スーパーメソッドのおかげです。成績は上がったり下がったりするもの。一喜一憂してはならない・・・けれども!この時ばかりは驚きと喜びを隠せませんでした。
試して良かった5つのメソッド
ズボラーの私にもできた5つのメソッド。佐藤ママの教えをそのまま実践したものもあれば少し色をつけているものもありますが、騙されたと思って(笑)やってみて本当によかった。
1. カレンダー2枚貼り
2022年 書き込み式シンプル2ヵ月カレンダー A3 【K5】 ([カレンダー])
子どもの机の前の壁にカレンダーを2ヶ月分並べて貼ることによって、今月分だけでなく来月のスケジュールまで把握することができる。
子どもの目線に合わせて貼る
塾の定期テストや模試などの予定を書き込み、机の前壁に並べて貼り付けました。もうすぐテストだから単元を見直して間違ったところを解き直してみるなど、テスト勉強の計画を立てるのにも役立っています。
ミドリ 2022年 カレンダー 卓上 MDカレンダー ツイン 31204006
あらゆることを書き込む
学校の行事や習い事、家族の予定も書き込んでいます。そうすることによって、時間に余裕がある日とそうでない日を一目で把握できます。
この日はあまり勉強する時間がないなとか、かなり余裕があるから勉強の後にゲームができるとか、ピアノのレッスンまでに少しだけ時間があるから読書しようとか。以前よりは時間を有効活用できるようになっています。
リビング貼りは家族全員で共有
この2枚貼りが大変気に入り我が家では冷蔵庫にも貼りつけています。冷蔵庫を開けるときに目に入る位置に貼っているので、夫の目にも留まります。
色んなことから取り残されがちな夫でも、娘と私の予定が把握できます。冷蔵庫に貼るのって、見た目はよろしくないけれど家族全員で予定を共有できるのでお勧めです。冷蔵庫でなくても必ず目に留まるところに貼り付けるのが良いです。
元々、手帳にスケジュールを書き込むのは好きなので楽しんでやれてます。私だけでなく家族全員で予定が把握できるのはとても良い事です。私の一人イライラも少なくなりました笑
2. 塾のテキストと問題集だけに絞る
佐藤ママ曰く、中学受験は塾のテキストと問題集だけを完璧にやれば志望校に合格できる。あれもこれもと手を伸ばさず塾の教材だけに絞り完全にマスターすることが肝要。
塾テキ完全マスター
おっしゃる通りでした。塾のテキストの他にも市販の問題集で補強しようと思っていました。それくらいできると思っていました。
ちなみに四谷大塚の予習シリーズ演習問題集を準備しました。結果、頭の中が散らかってしまったのかもしれません。成績が伸び悩んでしまいました。
効果ありすぎ
半信半疑でしたが、思い切って塾テキだけに絞ってみました。数ヶ月後、よもやよもやです。成績が伸びました。模試の偏差値が10上がりました。広く浅くより狭く深くですね。
小学生にはこの方法が一番良いのかもしれません。中学受験はこの方法でシンプルにきちんと学んでいきたいです。いま塾のテキスト以外で取り組んでいるのは新聞だけです。これは絶対に続けたい。
3. 算数の特製ノート
キョクトウ 学習帳 スクールノート 5mm方眼 A4 LA10 青 10冊
塾テキストの問題をコピーしハサミで切ってノートに貼り付ける。算数は計算をしたり図形を描いたりする広いスペースが必須。ミスが減り発想が広がる。
自分流に作ってます
佐藤ママはテキストの問題すべてをコピーされていたそうですが、私には無理。授業や小テストで間違った問題だけをやってます。
朝早めに起きて、間違えた問題をコピーし切り取って貼り付けます。佐藤ママは1ページ1問で余白を広くとるのが良いとおっしゃっていましたが、私は問題によって変えてます。1ページに1〜3問です。
かなり力がつきます
解き直しでも間違ってしまったら、解けるまで何度も何度も貼り付けます。解けた問題でも、日にちを開けて1〜2週間後に再挑戦です。
4. 丸付けは親の仕事
宿題の丸付けやテストのチェックで子どもの弱点を把握する。字が汚いとか間違いが多いとか文句を言わず、淡々と丸付けする。
子どもは間違いを見逃す可能性あり
佐藤ママ曰く、本人は正しいと思い込んでいるので自分の間違いを見逃してしまう確率が高い。
これには大きく頷きました。もう4年生だから自分で丸付けできるでしょうと思いがちです。まだまだなんですよね。
性格的なこともあると思いますが、私の娘はチャチャッとやりがちで見逃しちゃうタイプです。
意外な弱点を発見できる
弱点を把握するという目的を持って丸付けをするのと、ただ単に丸付けをするのでは天地の差。うっかりミスだと思っていた事が、じつは弱点だったと気づくこともあります。弱点に気づけたらラッキーです。
そして、弱点を克服できた時の子どものキラキラした顔を見ると本当に嬉しくなります。弱点がなくなるって凄いことです。自信に繋がります。
丸付けにおすすめ
ゼブラ ジェルボールペン サラサクリップ 1.0 赤 10本 B-JJE15-R
色々試してみて分かったのは、丸付けのペンは太い方が気持ちイイ!丸付けをするときの感触は勿論、あとでノートを見直すときに分かりやすくてオススメです。
我が家では、最初の丸付けは赤ペン。やり直しの丸付けは青ペンです。テスト勉強で見直すときに、間違った問題をすぐに探すことができて便利です。
私が愛用しているのは「サラサクリップの1.0」です。大変気に入っていますが弱点もあります。太く濃いので乾きが遅い。インクの減りが早い。常に3本はストックしています。
今までセリアで購入していたのですが(1本110円)、つい先ほど衝撃の事実が・・・。
5. いきなり勉強漬けにしない
いきなり勉強漬けにして、苦痛にならないようにする。
1年目は慣れさせる
この1年は、通塾生活に慣れることを1番の目標にしました。宿題をきちんとやる習慣をつけること。
片道20分の通塾に慣れる。塾講師に慣れる。周りの子どもたちに慣れる!とにかく何にでも慣れる!
遊ぶことも楽しむ
通塾しない日は、友達と遊ぶ時間や、好きなことが出来る時間も与えています。
我が家では、今のところゲーム禁止にはしていません。ただし条件があります。勉強をする前に時間を決めてやること(45分)、お友達と遊んだ日はゲーム禁止。
以前は、ゲームは勉強が終わってからよ!と言ってました。それだと早くゲームがしたいから勉強が雑になることに気づきました。ゲームを先に終わらせておけば、もう思い残すことはないので笑、勉強に集中できて丁寧に学べます。
今後のことを話しておく
「学年が上がるにつれ自由時間が減るし、遊ぶどころではないと思っておいた方が良い。」と、入塾前にしっかりと話してあります。
それでも塾へ行きたいという娘の強い思いがあって今こうして通塾しているので、そこのところは娘も覚悟できているようです。
真似できなかった多くのメソッド
佐藤ママの教えを、そっくりそのまま実行することが出来なかったことが多くあります。
100%真似することは不可能だけれど、自分流に変化させて実行できていることで良い結果が出ています。中には、全く歯が立たなかったことや絶対に不可能なこともありました。
1週間の帰宅後のスケジュールを作る
これは「やってみたけど無理」でした。予定外のことが飛び込んできたりして計画通りに進めることができない日が殆どでした。
4年生までに計算力と漢字力を身につける
「1〜6年生までの力を4年生までに先取りする。」
時すでに遅し・・娘はもうすでに4年生。もう少し早く知りたかった!今は塾テキに集中!
子どもが学校に行ってる間に勉強の下準備をする
子どもが学校行ってる間、私はフルタイム稼働中。絶対に無理です。
無理ですけれど、家事を削ってでも(笑)朝や休日に時間を作る努力をしています。努力の成果で時間が確保できた時は下準備しています。(ほぼ出来ていません)
まとめ
いま出来ることをやる!
子どもを思う気持ちは佐藤ママと同等。違うのは、専業主婦かワーママか。子どものために使える時間がどれくらい確保できるかです。
このメソッドを全て真似することは不可能。全部やれば私が壊れてしまうでしょう。
でも諦めない。幾つかなら出来ることがあるはず。何もしないよりはマシだと行動した自分を褒めてあげたい。やってみたら意外とできてるし!
意識UPで自信UP
メソッドを実行している間は意識が高まります。意識を高くなれば良い結果につながる。それを実感したことで親として成長できたと思えたし、受験に向けての今後のサポートも自信を持って出来そうです。
最強のサポーターになる
娘の成長に合わせてサポートの具合をその都度変えていくことが必要です。
最近は、やり直しノートの書き方に変化があり嬉しくなりました。ただやり直すだけでなく理解しようとしている書き方になってきています。
これからも多くの大きな壁にぶち当たることを覚悟しています。どんなときも娘の心をしっかりと見つめ、受け止めてあげたい。そして私は最強のサポーターになる!
偏差値50からの中学受験スーパーメソッド-12歳までにやるべき99か条 (単行本)
余談ですが。ドラマ・二月の勝者で「中学受験に必要なのは父親の経済力と母親の狂気」っていうセリフがありました。・・・母親の狂気、たしかに笑。学びの多い漫画です。